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ゴルフの話いろいろ

安倍首相とトランプ大統領が仲良くゴルフを楽しんだことが吉とでるか?凶とでるか?良くも悪くも話題になっています。

そこで今回はゴルフとは?ということでおもしろいエピソードとともにご紹介いたします。

ゴルフの競技方法にはその時々によって、いろんな方法があります。中でも最も一般的なのはプロのトーナメントでお馴染みのストロークプレイ(1ラウンド18ホールないし、プロ競技は4日間で72ホールの合計打数で最も少ない打数の人が勝者になります)それとゴルフの原点といわれるマッチプレイ(1対1のプレイで各ホールごとに勝ち負けを決めていき、18ホールのプレイなら先に過半数の10ホールを取った人が勝者となります。

「究極のゴルフはマッチプレイにしか宿らない」とか「ライフル銃をクラブに持ち替えた決闘」とか言われるように競技者の性格や心理状態に大きく影響します。一打ごとに神経をすり減らし、くじけそうになる自分に鞭打って、1ホールごとに決着をつけようと歯を食いしばるデスマッチ。

1960年代、70年代に活躍したメキシコのリー・トレビノの言葉に「ネバーギブアップの精神」と「負けたホールに未練を残さない潔さ」それともう一つ、メキシコのステレオ放送と呼ばれている彼らしく「マッチプレイに必要なことはマイペースを崩さないこと」と言っています。

1972年に行われた”世界マッチプレイ選手権”の決勝で彼と対戦したのがトニー・ジャクリンだった。

最終日の相手がトレビノと知った瞬間、なんともイヤな気分に襲われた。トレビノときたら、夕べ食ったピザパイにどんな具がのっていたか、焼き加減がどれだけ素晴らしかったか。それを運んできたセニョリータがグラマーで、、、、、、そもそもメキシコの女は、、、、、、、ガッハッハ、、、とお構いなくしゃべり続けるのだ!

そこでトニーはティグランドで朝の握手を交わしながらトレビノに申し渡した。

「リー今日はきみと口を利かないことに決めたんだ」

「いいともさ」

陽気なメキシカンは軽い調子で答えた。

「きみはただ黙って俺の話をきいてるだけでいいよ」

それとマッチプレイの作戦にこんなのがあります。ピンの近くまでついたとき(30センチ内外)相手選手は最後のパットを免除することができます(俗にいうOK)。短いパットを外すことはないと相手選手に敬意をはらう意味合いもあるのですが、前半にOKを連発しておいて、終盤の17番ホール、18番ホールあたりで緊迫した局面になったとき、突如OKを与えない戦法です。打たされる方は相手の突然の変わりように唖然とします。一つの心理作戦で、プロといっても気持ちが動揺して失敗することがあるから怖いですね。こんな短いパットを打たすのか!とカッ!となるようでは勝ち目はありません。

安倍首相とトランプ大統領 どんなことを話しながらプレイをしたのでしょうか興味ありますね。

はじめて「TRUMP」を知ったのは2003年ブラジルの友人宅に行った時でした。

住まいがゴルフ場の中、たまたまそのゴルフ場で「ブラジルオープンゴルフ選手権」が行われていました。

しかし、入場ゲートの「TRUMP OPEN 2003」の看板に衝撃を受けたことを「トランプ」の名前を聞くたびに思い出します。ブラジルオープンと言えばブラジルのゴルフ競技の中でも最も歴史と格式のある大会で歴代優勝者には、サム・スニード、ゲーリー・プレーヤーなど往年の名選手の名前もきざまれています。

聞くと向こう30年間、トランプを大会の冠名として使う契約がなされたそうです。

ブラジルの名前まで「TRUMP]に変えてしまう強引さは一般常識では計れません。

さて、写真の人ですが広瀬一郎氏(群馬県出身)、めっぽうマッチプレーに強く、クラブの会員仲間から「サムライ」の愛称で呼ばれる人気者。

はち乃めだか

 

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