先日、国際障害者交流センタービッグ・アイで
「知的・発達障がい児(者)にむけての劇場体験プログラム：劇場って楽しい❗❗」
に参加してきました。
障がいをもった子どもたちに劇場での鑑賞を楽しんでもらうプログラムです。
1200人入れる多目的ホールのまん中に車いすスペースをとり、全て自由席で自分が心地よいと思う席に座ってもらいます。

また、字幕スクリーンや手話があり、看護師さんも待機されています。
始めにブザーがなる意味や、客席を暗くする意味を伝え、何度か体験してなれてもらい、次は食べない・飲まない、いすを蹴らない、事前にトイレにいく、走らないなど劇場でのマナーのお話。
「なぜ?」をきちんと理解してもらうことで観る準備をします。

ミュージカルオズの魔法使いは、役者さんたちの言葉も聞き取りやすく、効果音は全て舞台上のキーボードというシンプルでしたが楽しいお芝居でした。
今回で3年目、9回目の公演になるそうです。1回目はザワザワしていた客席が、観る体験を続けることで本当に静かに、しっかりと観てくれる様になってきたそうです。
そして、やはり一緒にいる家族や支援者か楽しくゆったりとできることが、障がいのある子どもたちにとっても安心できる場所です。

障がいを持った子どもたちにもお芝居やコンサートを楽しむ場が必要です。
今回のような練習できる劇場が地域に広がっていけばと切に望みます。

Que sera sera