私が考える、親切な「文化施設の利用案内」の続き③です。
今の回利用案内は、情報(主催者用情報提供)と地域(主催者に必要な観光も含めた地域情報)などをお伝えします。
始めは、基本情報です。
1 ホールが可能な主催者への協力体制の説明と内容例示資料
① パブリシティーリスト提供(あらゆるメディアリスト、記者発表方法、チラシ・ポスター掲示方法等詳細情報)
② 事業相談と助言(施設、舞台、地元情報、集客、広報宣伝、経費、他都市連携情報 等)
③ 関係者分類と機能分担の例示(主催者、運営者、実演者、来場者)
2 会場料金や事業に伴う経費説明資料
① 主催者が負担する費用の詳細説明(施設への支払と施設以外への支払の詳細な具体例説明)
② 公演に必要な料金説明と参考料金(施設関係、舞台運営、人材派遣、印刷、看板、ケータリング)
③ 著作権手続と料金
3 事業に必要な関係情報資料
① 最寄り駅から会場までの案内図及び催し物案内看板設置説明(設置可能場所、看板例、料金)
② ホール周辺案内図(日・英文)玄関にはこの案内地図の拡大パネルを掲示(レストラン、コンビニ、銀行、郵便局)
③ ホール、ホワイエ、会議室、入口スペース、ロビー、各利用場所使用条件一覧表(使用可否及び有料・無料の説明)
④ 官公庁、消防署申請の説明(関係先、申請方法、注意事項、添付書類、記入見本、申請用紙)
⑤ 施設への申請用紙(共催・後援・協賛依頼、優先予約、料金後納、飲食、展示、物販)
4 関連する地域情報(コンベンション情報)
① 地域の文化施設、ピアノ備付会場、レセプション会場、アトラクションリスト などの一覧表
② 会場周辺観光案内(歴史や風景、出来事、催し案内、施設割引、買い物、食事、)
③ ホテル客室数と料金、案内図
④ 地域プロフィール (文化資源、歴史・文化、気候風土、人口、地域ブランド)
これからは、利用者視点による文化・舞台芸術運営支援システム構築を目指した利用案内が必要と思われます。
次回からは、利用案内レベル、資金調達、行政関係者との接し方、事業を外部で実施する場合、など、気の向くままに、手持ちの資料から書きます。
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