こんな記事が新聞に載っていました。
「今日行く」ところがある。
「今日用」がある。
単なる語呂合わせのようですが、うまいことを言ったものだと感心しました。
なるほど、年齢をとるとそれほど用事があるわけでもないし、活動の場が狭まっていくのも自然の理でもあります。
もうすぐ71歳になります。この歳でスタッフの一員として名前を連ねさせてもらっているだけでも有難いことと感謝しております。そして仕事がない日も無理から用を作って出かけるように努めています。
毎日忙しく働いておられる現役世代の皆様からすれば誠に贅沢なことではありますが、時間だけは十分ありますのでこれからも「キョウイクとキョウヨウを大切に」を実践することを誓う敬老の日であります。
この間も”メキシコ祭り”があると聞いて例のごとく出かけました。
「”箕面市ークエルナバカ市学生交流25周年記念”メキシコ文化の夕べ」
メキシコの大学で教鞭をとっておられた箕面市出身の深原稔氏が取り持つ縁でメキシコの留学生のホームスティを受け入れた人たちとの交流が続き現在に至っているとのことでした。
主催:箕面メキシコ友の会
会場:箕面市立メイプルホール
箕面メキシコ友の会 会長あいさつ
メキシコの民族音楽マリアッチ 演奏:マリアッチ アガベ
マリンバ演奏:マリンバ ラ バンバ 共鳴管も木製
マリアッチの本場 ハリスコ州の踊り
古い話で恐縮ですが筆者、1973年にメキシコ ハリスコ州プエルトバジャルタという街に1年間住んだことがあります。
西海岸に面し、きれいな海があって、アメリカからも観光客が来る避暑地。
日が暮れるとマリアッチの音がどこからともなく聞こえてくるのどかな街でした。
美しい海岸
事務所兼住居から撮った写真(コロニア風建物の向こうは真っ青な海)
バジェホさん夫妻と末っ子(他に息子3人と娘3人の大家族)
井戸掘り作業
この年、大ヒットした「ヴォルヴェール ヴォルヴェール」を歌ったメキシコを代表する歌手・俳優のビセンテ・フェルナンデスが当時お世話になっていたバジェホさんの幼な馴染みということで彼が経営する映画館での公演が実現しました。
空港に出迎えに行った時の写真(ちょっと光が入って見にくいですが中央が筆者です)
古き良き時代のメキシコの田舎の風景を思い出させてくれます。素晴らしい曲ですので是非聴いてみてください。
ー去って行った恋人のことを「帰ってきて、帰ってきて」と未練いっぱいに絶唱する切ない男ごころを歌い上げていますー
はち乃めだか