2019-01-22
ブログをご覧の皆さまはじめまして。加藤三郎と申します。
実は数か月ほど前からこちらで働き始めておりました。
「そろそろ書いてみては?」
ということで、ついに投稿いたします。みなさまよろしくお願い致します。
さて、最初の投稿に何を書くべきか悩んだのですが、特に何も思いつきませんでした。
ので、とりあえず名前の由来を書き綴っておきます。
私は川が好きで、深夜2時ごろになると住吉川を散歩するのですね。
学生さんも多い街ですから、その時間でもちらほらと散歩している人をみかけます。
もう少し早い時間ですと、犬も一緒に散歩していたりしますね。
最近の首輪はハイテク化が進んでおり、LEDが搭載されているのです。
これで遠くからも犬が散歩していることがはっきりとわかり、
あらかじめ心づもりをすることができます。自動車などからすればとても安全です。
ところで私は犬が好きで、隙あらばモフモフしたいと常々考えております。
耐え切れず飼い主さんに「触ってもいいですか?」
と、確認をとった後にモフモフしていた時期もありました。
近年はそういったことをすると事案として通報されてしまうこともあるので控えております。世知辛いですね。
猫も好きなのですが、猫は犬にくらべて難易度が非常に高いです。
警戒心が強いため、野良猫どころか飼い猫でさえも人間が近づけない場合があります。
私のお隣さんも猫を飼っておりましたが、その猫も警戒心が強く、
私には全くなついてくれませんでした。
その猫が家の近くに居ても、目が合うと逃げられてしまうのです。
ちょっと寂しく思う日々でした。
しかしある日、私が深夜の散歩から帰ってくると、
その猫が突然「にゃー」と鳴きながらかけよってくるではありませんか!
私の足元でひたすら頭をすりつけ、甘えてくるのです。
しばしモフモフしたのち、まだ触っていられそうだと感じたので私は胡坐をかきました。
するとその猫は手を私の膝にのせてきました。
まるで「乗ってもいい?」と聞いてくるかのように。
試しに返事として自分の膝をぽんぽん、と叩いてやると、
彼女は私のひざ元へ乗り、丸くなったのです。
なんだか彼女が私の事を認めてくれたような気がして、あたたかな気持ちになりました。
それからしばしの間、私はひたすらに彼女をモフモフし続けました。
とても幸せな時間を私は過ごしたのです。
それからは私にとてもなつくようになり、
私が家に帰ってくると挨拶に出てくることもありました。
そんな彼女も、最近は姿をみせません。
鳴き声もしないので、きっとどこか遠い所へ行ってしまったのでしょう。
お隣さんに「あの子はどうしましたか?」とも聞きづらく、
どこかぽっかりとした想いを抱えたまま、日々を過ごしています。
いつかまた、彼女のような猫に出会えることを願って、今日も私は散歩へと出かけるのでした。
おわり
都賀川の加藤三郎