わが家には幻のえびクリームコロッケがあります。
母が健在だったお正月に私が一品として作っていた
クリームコロッケです。作り方が難しいというよりは
ホワイトソースのバターと小麦粉の分量が同量で、
軟らかいのです。室温の低い冬でも体温で溶けそうに
なる。パン粉をつけるのがたいへんだったのが記憶に
あります。いつ頃まで作っていたのか憶えてないのです
が、あの頃幼かった甥や姪が20代後半になって、クリーム
コロッケ食べたいなあという声を頻繁に聞くようになり
ました。あの頃はそれがお気に入りとは聞いたことがな
かったので嬉しくもあるのですが、手づくりのお正月で
大勢の人が集まるのは大変。限界かなとも感じていた。
食は文化。母の手伝いで何も考えずに続けてきたことが、
若い人たちに影響を与えている?のかも。
メニューを一工夫し、もうしばらくがんばってみようかな?
もうそんな事を考える季節になっています。
カノン・・・💛