先週、アートビレッジセンターで映画と浜村淳のトークショーがありました。
チャップリンの「モダン・タイムス」とジョン・ウェンの「駅馬車」の懐かしい2本立て。
昔は2本立てが普通で中には3本立て、なんかもありましたねー。
遠い記憶をたどれば、もの心ついて初めて見た映画が「モダン・タイムス」でした。
テレビの洋画劇場などでその後何回か見てはいますが、映画館の大きな画面でみるのは、それこそ60何年ぶりということになります。
工場の流れ作業でスパナを絞めるシーンや機械に巻き込まれるシーン、自動給食機、ローラースケートでハラハラし、貧しくともほのぼのとしたバラック小屋、ダンスホールでカンニング用の歌詞を失くし即興で歌うシーン、などなど、今ても笑ってしまうし,新鮮です。
何と言ってもラストシーン,一本道を歩いていく哀愁感ただよう中にも希望ある二人の後ろ姿は人生そのものですね。
淀川長治といえば、わが事務所の ヨドガー・ナグァ・ハールさんに一声掛けねばと思っていましたが、本人過重労働にあえいでおられる様子だったので一人で行って来ました。
よかったですね よかったですね よかったですね
おもしろかったですね おもしろかったですね おもしろかったですね
サヨナラ サヨナラ サヨナラ
(写真撮影OKでした)
浜村淳の無声映画時代のことから淀川長治の思い出話も笑わせてくれました。80歳を過ぎて1時間以上、立ったまましゃべり続けるエネルギーは凄いです。浜村淳ふうに言えば、「ああ!あやかりたい、かやつりたい」
はち乃めだか