神戸ゆかりの美術館で「花森安治 暮らしの手帳の絵と神戸」を展示しています。
昨年12月中旬から3月中旬まで長期間にわたり前期、後期で開催中。
見たかったのは花森さんのイラストの色合いでしたが、「暮らしの手帳」に投稿された志賀直哉、川端康成氏他の名だたる文豪さまの文章を読んでいて2時間以上を費やしてしまいました。
イラストの形はモダンで、色合いの調和、同系色の組み合わせが深みと躍動感も感じさせます。
よくもあの戦後の時期に描けたものだと思いました。
展示の会場の展示物を見るのは、時代を知り、作家を知り、多くの方の人生を知るなど色々な事があるのですね。(ma)