スタッフのつぶやき

年の瀬に思うこと。

今年も残すところあと僅かになりました。

この時期、よく「一年が速いなー!」という言葉を耳にします。

ついこの前、花見をしたと思ったら、あっという間に暑い夏が過ぎ、山の紅葉に秋を感じているうちに、早や初冠雪のニュース、12月に入るといよいよスピードアップして,今年の漢字一文字が「北」に決まったとか、今年もまた大晦日には紅白歌合戦、「ゆく年くる年」を見ながら新年を迎えることになりそうです。

どうも周りを見渡すとだいたい50を過ぎたころから月日のたつのが速く感じるようになるようです。

異口同音に子供の頃の一年は長かったとも言います。

天文学的にも物理的にも一年の長さは皆平等に365日であるはずなのに、何故歳を取ったら一年が短く感じるようになるのでしょうか?

 

ここからは筆者の単なる思い付きですのであまりあてにはならないとは思いますが、こんなふうに思っています。

多分、人格の形成に影響を与える濃度によって、その年齢ごとに一年の長さの感じ方が変わるのではないでしょうか?

例えば、誕生日を迎える一歳児の成長・変化と50才、60才、あるいは70才の誕生日を迎える一年間の成長・変化を比べれば一目瞭然です。もはや70ともなれば衰退の一路です。

言い換えれば齢を重ねるにしたがって感覚が希薄になり、一年が短く感じると言えるのではないかと思います。

 

今や世界各地域で様々な要因で好むか好まないかにかかわらず、人種・国籍を超えて移動する時代になっています。

そこで思いついたのがアイデンテティ指数?の計算式です。(母国への思いと移住先国に対する思いの尺度)

例えば外国から来た現在20才の青年がいるとします。

10才まで生まれた国で育ち、11才で日本に移住した場合の計算方法は次の通りです。

今の年齢を1として、1才を20に置き換えて逆に並べます。

1才から10才までを足し算すると

20+19+18+・・・・・・・+11=155ポイント

10才から20才までを足し算すると

10+9+8+・・・・・・・・・・+1=55ポイント

したがって、人格形成上1才から10才までの間、母国で受けた影響力の方が強いことになります。

家族構成や周辺の環境などによって感じ方も変わってくると思いますが、住んでいる国の気候・風土・言葉や習慣は知らず知らずのうちに影響を受けます。

ちなみに27才から45才までの18年間ブラジルで暮らした筆者の場合、ブラジルが22ポイント、日本が78ポイントとなりまして、当然ながら日本の影響力の方が強く、納得する数字になりました。

長年外国で暮らしていると自分は何者(人)とふと思うことがあります。

もし、読者のお知り合いで長年日本に住んでる外国人がおられたら「遊び心」でこのアイデンテティ指数?の計算式を試していただければ興味深い結果が出るかも知れません。

最後に来る年が人種・国籍にとらわれない平和な社会になりますように。

 

年の瀬の忙しい時に失礼しました。

はち乃めだか

 

 

 

 

 

 

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