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灘区民ホールについて
2016-11-23
少女漫画の傑作「ポーの一族」の新連載が40年振りに始まったと知って、久々に月刊フラワーズを手にしました。B5判サイズの厚みと軽さ、そして微かなインクの匂いが遠い記憶を呼び覚まし読む前から既に胸がキュンキュン♥ 思えば2年前の「ベルサイユのばら」11巻の新刊発売や昨年の創刊50周年記念「わたしのマーガレット展」など元漫画少女が泣いて喜ぶドリーム企画が目白押しの昨今。 萩尾望都、池田理代子、大和和紀、竹宮恵子、大島弓子、岩舘真理子、山岸涼子、山本鈴美香、有吉京子…キラ星のような才能が競いあうように次々と名作を発表していた少女漫画隆盛期!当時を知る世代が声を上げ始めた結果、現在のレトロスペクティブ現象が巻き起こっているのだと思います♥ 正直、続編「ポーの一族」の内容には物足りなさを感じた私(「ベルばら」の続編も同様)でしたが、付録にあった復刻版「訪問者」(「トーマの心臓」のスピンオフ!オスカーの物語♥)を読み直して、改めて名作の凄みと奥深さを味わいました。 やはり漫画の魅力は作画タッチと構図ですね。タッチが変わるとキャラクターの印象が一変するし、なんといっても作者の若い頃の傑作は絵や文体はもちろん構図がとても優れていて、瑞々しさと力強さに溢れた瞬時のきらめきのようなインスピレーションとパッションがほとばしっているのです。 なんだかんだ言いながらも長らく封印していた漫画少女の血が、ブームに煽られて再燃し始めてる私としては、取りあえず京都国際漫画ミュージアムへの突撃を計画しています!Go!Go!Go♥ 緑のさかな
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