12月も半ばを過ぎました。だんだんと慌ただしい空気が漂いはじめましたね。
今回は、そんな空気をものともせずノンキな観劇レポートをお届けします❗

まずは劇団鹿殺し「image KILL THE KING」公演。
“鹿殺し”という恐ろしい名前ですがコアなファンを持つ人気劇団♥

旗揚げは神戸で、今は東京を拠点に活動しています。
毎度過激なビジュアルで気安く近づくことを拒否ってるようにも思えますが、彼らが描くのは愛！一貫して“捨て身で不器用な愛”なのです！

今回も奇っ怪なキャラクターが愛を巡ってド派手にバカバカしく大バトルを繰り広げ、結成15周年記念でも全くブレてないなぁ～と感心しました。次は20周年のブレない姿を期待します♥

もうひとつは冬の京都の風物詩「當る酉歳吉例顔見世興行」。
今年は南座の耐震工事で会場が先斗町歌舞練場になり、いつもと雰囲気が違ってとても新鮮でした！

劇場が小さくなったぶん“昔の歌舞伎小屋はさもありなん”という懐かしさと臨場感が味わえました♥

中村雀右衛門の襲名興行も兼ねていて「京鹿子娘道成寺」は圧巻！

“早変わり”や“引き抜き”などエンターテイメントとしての発想や技術力には、いつも感心させられます。

昔の人はホントにすごい！

生の舞台を見ることはお金や時間の遣り繰りが大変です。でも、まさに一期一会の素晴らしい出会い！人生観が変わることもあるくらいです♥
ホールで働く私としては、来年も一人でも多くの人に生の舞台の楽しんで頂けるように企画・発信していきたいと思います！

緑のさかな