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日本初の喫茶店は箕面にあった?

「むかしアラブのエライお坊さんが、、、」この歌詞を聴いて西田佐知子のコーヒールンバを連想する人は少数派になりましたが、ある年齢以上の人は即座に歌詞とメロディが口をついて出てきます。

歌に歌われてい通りにコーヒーの起源はアラブ地方のようです。

 

一方、日本人で初めてコーヒーを飲んだ人はというと長崎の出島でオランダ人が持ち込んだものを飲んだ人だとか、織田信長が黒くて苦いものを飲んだとか諸説あるのでよくわかりません。

しかし、1911年(明治44年)箕面で開催された博覧会で中央入口横にオープンした「カフェパウリスタ」が日本初の喫茶店であることはかなり信頼できる情報です。

その建物は後に阪急豊中駅近くに移設され豊中市の自治会館として2013年まで使われていましたが、その後解体されて建具等は歴史的建物として豊中市で保管されています。

この話を当館に在籍していた津枝さん(一級建築士で歴史的建物の保存活動に参加)から聞いて解体される前に見に行きました。建物は駅近くのビルの谷間にひっそりと過去の栄光を封じ、近所の住人にも、通りかかる人にもその由来を知られない自治会館でした。「カフェパウリスタ」はその後、銀座、横浜、名古屋など店舗を広げました。

そこで、何故「カフェパウリスタ」ができたかというと、ブラジルのコーヒー園に日本人移民を労働者として送る皇国殖民会社社長水野龍氏に勤勉な日本人移民を送る見返りと、日本でコーヒーの普及を図るため、ブラジル政府から毎年1000俵のコーヒーが無償で提供されたことに起因します。

 

以下のリンク先に詳しく書かれています。

海外移住資料館 研究紀要第 8 号 - 37 - 旧カフエーパウリスタ箕面店が提起する問題

 

余談ですが、「銀ブラ」という言葉、これも少数派かな、、銀座をブラブラ歩くようなイメージがありますが、銀座でブラジルコーヒーを飲むこと、という説もあります。

明日23日(金・祝)「カフェパウリスタ」に関するイベント展示会が「海外移住と文化の交流センター」で開催されます。

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甲陽園にあったことは知りませんでした。

 

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最近当事務所ではキャラメルをなめながらブラックコーヒーを飲むのが流行しています。ミルクキャラメルの甘さとブラックコーヒーの苦みが口の中で混ざり合って絶妙の味わいが楽しめます。(はじまりは砂糖とフレッシュを切らした時の苦肉の策でしたけどね)キャラメルコーヒー通のおすすめは塩キャラメルだそうです。

はち乃めだか

 

 

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