みなさんおはようございます、洞穴かわうそです。
前回に引き続き、苺の食べ比べをしています。
今回は「ゆめのか(長崎)」と「恋みのり(熊本)」の二つ
苺のプロフィールは
ゆめのか 2007年品種登録、栽培には愛知県との許諾契約が必要。
恋みのり 2017年登録出願、まだ品種登録の完了していない最新品種、苗の本格的な流通は2018年から。
品種登録された時期が十年以上離れる見込みのこの2品種、食べてみました。
まずゆめのか、香りは芳醇、色みよし、味も酸味と甘みのバランスがとれたバランスタイプ。
次に恋みのり、香りは芳醇というよりさわやか、色みよし、味は果肉が固めでしゃくっとした感じ、甘味は薄い。
恋みのりの方はまだ試験栽培段階なので、収穫が早すぎたのかな? という感じの甘さと硬さでした。
もともと硬めで輸送性に優れるのが売りのようなので硬さはこういうものかもしれませんが
熟すまえの苺の味がしたので、まだまだ本来のポテンシャルは発揮できていないのではと思います。
ということで、今回は10年の生産経験の差が出た形でゆめのかの圧勝です。
見た目と輸送性の高さでこれから苺のショートケーキにどんどん乗っていきそうな恋みのりですが
今後の活躍に期待です。
洞穴かわうそ