15人ほどしか座席のない小さなバスに30分ほど揺られて、摩耶ケーブル下に着きました。
秋日和の土曜の午後、思い立って一人摩耶山散策。さすがにケーブルは満員に近く、アジアの人らしき言葉が飛び交っていました。
頂上へ着くとフリーマーケットの開催日。衣服や小物に加えて丹波の黒豆なんぞも販売されていて驚き。多くの人が山頂で秋風を浴びて笑顔です。フリマの販売者は、ここまで運ぶのが大変だったでしょう。
楽し気に近くの人同士笑いあっていました。売れても売れなくてもいいかという感じでしたが、そう見えただけかも知れません。
せっかくだからと山頂で珈琲を一杯。広がる風景は何度見ても飽きません。店内もやはり人が多く、リュックから本を取り出して読んでいました。貧乏性で「帰りのロープウエイが混雑したらどうしよう」「いっぱいになって待たされるのでは」と心配になって早々に引き上げ、わずか二時間ほどのちょこっと摩耶山。(ma)