間もなく次期アメリカ大統領の就任ですね。
前大統領オバマ氏の就任当時、仮ぐらしは大学生で、深夜、生中継を観ていました。
世の中が変わるかもしれない。「Yes, we can」が持つ求心力、期待と高揚感を画面越しに感じていました。

 
それに対して今度の就任式はどうなるのか。はてさて。トランプ砲は？
放っておけば格差が広がるばかりの資本主義経済の中で、経済人の大統領は何を実現するのでしょうか。でも、どんな不安や期待を抱こうが、世の中何かしら変わっていくことには変わりなくて。
そしてこの先どうなるのか分からないというのも、いつも付きまとっています。

そういえば、昨年の大河、真田丸でこんなシーンがありました。
真田信尹に調略され、長年仕えた徳川を出奔してしまったことを後悔する石川数正に真田信繁が語るシーン。（第１４回「大阪」）

「先が読めないのは、皆同じです。だから必死に皆生きているんです。人を騙したり、裏切ることもあるでしょう。でも、それは善とか悪で測れるものではないと、私は思います。石川様、とりあえず、先に進みましょう」

戦国時代と今の世の中とは環境が全然違いますが、生きるのに精いっぱいというのは共通したものだと思います。
アメリカの動向は無視できないもので、世界の中で日本はこれからどうなっていくのか？とか、国内では超高齢化社会、人口減少にどう向き合う？AIの進化によって機械に仕事を奪われる？とか、その他にも不安や課題を挙げればきりがない。

でも、とりあえず、先に進みましょう。