こんばんは。仮ぐらしです。日が過ぎてしまった・・・。
仮ぐらしのブログは、思い出の学生生活シリーズみたいになってきております。
今回はこんな思い出話。
ある日大学から戻ると、おやおや、台所が賑やかではありませんか。
先輩です。勢いよく歌ってはる。
目が合って、「うっす。」という感じで会釈して、自分の部屋に戻る。
(自分の部屋に戻っても歌声は聞こえてくる。笑)
この下宿の近所さんて、すぐ隣っていう距離(数センチ離れたら隣の家)ってのではなくて、結構隣の家とは距離があって。
だから、普通に歌っていても迷惑がられないのである(笑)
歌はj-pop。楽譜集(コードのみ)を開いて、好きな歌を歌っていく。
この先輩はMr.childrenの曲をよく歌っていたかな。
この人の歌声は魅力的だった。
下宿のみんなで宴会をしたときなんかは、この人の弾き語りはマスト。沁みる・・・沁みるぜ・・・。
その先輩を慕っていた別の下宿人M君もギターを弾く。
こいつは下手だった。何せ、コードをちゃんと抑えられない。壊れたCDプレーヤーのように何度も『引っかかる』。
何度も練習して、やっと曲がつながっていく。彼の不器用さと、「かっこよく歌いたい!」が声に現れていた。
ある日大学から戻ると、隣の部屋から歌声が聞こえてくる。
こちらはアカペラの練習。ちょうど同学年のグループで、自分とは別のバンド。
鍋を食べながらの練習で、なんだかいい気分のようで。
もちろん、自分の部屋にも聞こえてくる。
途中でお邪魔して、鍋を拝借(笑)。演奏も聞かせてもらったり。
大学ではクラシック音楽を4年間勉強させてもらって、授業から離れると、こういう「むきだしの」音楽に触れていた。
それぞれに楽しかった。
ただ、夜に元気良すぎた時は近所の方に怒られた。
(そりゃそうだ。まさに近所迷惑である。)
仮ぐらしのホクロッティ