スタッフのつぶやき

吸血鬼と呼ばれた女(ひと)

献血ルームの人は大変でしょう。道行く人に献血の呼びかけに声をからしておられます。
振り向く人も無く、たまにティッシュをもらってくれるだけでもいいのでしょう。

かつて「吸血鬼」と呼ばれた京生まれ、京育ちの若い女性がいました。日本人形のような髪型でした。
通常、献血後数ヶ月は出来ないという期間が定められていますが、それを守って常に献血をしていると。
「なんでもありまへんし・・・」と京ことばで遮っていましたが、見るからに周囲は一歩退いている様子でした。
血を差し出して「吸血鬼」はないだろうと思いました。
人に言えない深い理由があるからか、家系とか、お告げとか・・・訳の分からない事をいい、取り巻きは楽しんでいたのです。
彼女の献血熱はひそやかな話題で、あのまま継続されていたら日本で有数の献血記録保持者ではないだろうかと思います。

先日、私も献血ルームに行きました。基本的に体重や年齢で制限がありますが、細々と継続しているモノは優先権があるそうです。
成分献血しか出来ませんが、年に2~3回は行きます。少なくとも20年以上。
健康チェックの指標の1つを、感謝されつつ頂けるというのはお得だと思いませんか。

献血ルームも人集めに苦労され、色んなイベントを催しています。占い、骨密度測定、手のマッサージなど、普段受けられないような数少ないメニュー。でも中にはネットで調べて、その日を選んでくる人もいるそうです。

三ノ宮の「ミントこうべ」15階にルームはあります。見晴らしもよく気晴らしにもなります。お勧めの場所でもあるのですが。 (ma)

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