あけましておめでとうございます。　皆様にとって良き1年となりますよう・・。

 

さて、年始、我が家で恒例のテレビ番組は、なぜかウイーンフィルのニューイヤーコンサート。

Eテレで毎年放送しています。

いえ、決して真剣にはみてません・・。

家人も、「もうヨハンシュトラウスばっかりで、飽きた・・」(そりゃそうでしょう）

とか色々いいながら、だらだらつけています。。

年末の紅白みたいなものでしょうか・・。

 

確かに、筆者も、最近は、もっぱら演奏以外のところに注目してしまいます。

 

その一つが観客席やしつらいです。ホール自体はウイーン学友協会で、

伝統ある立派で豪華な黄金の建物です。

でも観客席は、ええ～！って思うような、演者の真横にあったり、これは段差なしの真後ろ？

と思うような位置だったり、、。

とにかくすみずみまで、ぎっしりお客さんがいます。

演奏家も指揮者も、舞台ぎりぎりまで、こぼれおちそう・・。

仕事柄、安全面はだいじょうぶかしら、、と余計なお世話です。

（入手困難なチケットで世界中からお客が集まるのでしかたないかな）

 

また、観客席もよく写されるのですが、色々な方々がいて興味深いのです。

でも、必ず、いえむしろもう珍しくないくらい、何人も日本人がいらっしゃいます。

お着物👘だったり、豪華なドレス✨だったり、、。

こんな風に新年を迎える方もいるのね、と、みかん🍊を食べている筆者です。

 

さらに、ホール内には、とってもゴージャスな生花💐がたっぷりと飾られていて

新年らしさを演出してます・・

えええっ？・・今年はパイナップルがまるごと活けられてました・・。

それも何個も、パイナップル・・🍍。

TVで大写しなったそれはかなりの衝撃。。🍍🍍

ハイビジョンなのでリアルすぎます・・。

いや寒い冬のオーストリアの人々にとっての、

暖かさ・太陽への憧憬を表してるのかしら・・と気を取り直すことにしました。。

 

一方で、演奏にあわせた、バレエ等の踊りの映像がはさみこまれます。

今年は、過去のアーカイブ映像も混じって、これは、振付や衣装の比較ができて、面白かったです。

 

しかし、この演奏・踊り・ホール内の映像の切り替えが、、、。

えっ？なんでこの飾りもない壁のすみっこをズームアップするのか？

えっ、この変哲もない手摺をこんななめるように撮影してから、切り替わるのか・・📹

これは某国営放送が撮影してるのかしら、いやこんな不自然な撮影技術のはずがない！

とかなんとかいいながら、観ていると、いつの間にか、最後の曲になってました💦

 

・・・こんなお正月の一コマでしたが、

今年の指揮者、ベネズエラ出身のグスターボ・ドゥメタル氏は

とっても楽しく・あたたかく会場を盛り上げ、観客・演奏者も一体となって素敵な演奏でした♥

 

瀬戸内レモン