イナガキタルホという作家をご存知ですか？漢字で書くと稲垣足穂。
ひょんなことから名前を知って、足と穂の字の組み合わせとタルホという響きに俄然興味をそそられた私♥
代表作「一千一秒物語」から数編を読んでみると、メルヘンとミステリー、ユーモアとシリアス、無垢と退廃、ポップと耽美等など対称をなすものが絶妙に入り交じった不思議な世界観に引き込まれてしまいました。

驚くことに足穂は青年時代を神戸で、それも灘界隈で過ごし、関西学院(現在の神戸文学館)に通いながら創作に邁進していたようなのです。
灘と足穂、灘ゆかりの表現者と魅了的な物語、灘の来し方と行く末…色んなイメージが頭を巡り、とうとう足穂作品を灘ゆかりの表現者によるパフーマンスで、地元のおいしいお料理と共に楽しむという企画を思いついてしまいました♥
詳細は以下の通り。

お料理＋リーディング公演
「チョコレット」
原作 稲垣足穂
台本 岩崎正裕
上演 善竹忠亮
日時 11月18日(金)19時開始
会場 お野菜レストラン ワンピース http://www.nada-onepiece.com/
料金 3000円

開催も近づいて、間もなく定員締切です。
この機会に、ぜひタルホのこと、灘のこと、味わってみてください！ワンピースでお待ちしています。

緑のさかな